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リトル・リトル・バンビーナ

第2章 僕はアナタに欲情してる。

俺は、ブラの中に直接指を入れ、
柔らかく形のいい胸を掌で包む。

胸の頂は、ツン、とすでに硬い。

突起を指で挟むように胸を揉みつつ、蕾を愛撫した。

「ぁ……っ、やぁ……っ」

その甘い喘ぎに吐息が混じっていくのを見逃さず、

空気を求めて開いた唇に俺は乱暴に自分の舌を挟み込み、

彼女の舌と絡めた。

「はぁ、んっ」

指の愛撫と深いキスに、美和子ちゃんの息がどんどん上がっていく。

先ほどまでの抵抗もうまくいかない様で

弱々しい力を振り絞って俺の肩をおしのけようとしていた。

その手に光るのは、忌々しい指輪。

指輪がはめられた手を俺はシーツに押し付け
自分の指と重ね合わせるように絡ませる。

俺は、ゆっくりと唇を離し、密着した身体のまま彼女を見つめた。

「ずっと、好きだった」

美和子ちゃんの目には涙が流れていたけれど、

上気した頬と乱れた息がたまらなく官能的だった。

もっと、見たい。そう思ってしまうほど。

「羽生くん、もう、やめてぇ……っ」

「やだ」

「羽生く……やぁっ」

やめて、なんていわれてやめる馬鹿がいるわけないだろ、と
心の中で笑ってから、

俺は美和子ちゃんの首筋を舌でなぞる。

びくん、と彼女の身体が反応する。

いや、といいながらも、俺の唇に、舌に、愛撫に感じている。


そう思うと、一層、支配欲に煽られた。

鳴かせたい。俺の名前を呼ばせて、思いっきり求めさせたい。

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