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リトル・リトル・バンビーナ

第1章 マスター、お世話します

ショーツ越しを撫でていた指は、そのままショーツをずらし、私の秘部にぬぷり、と音を立てて入る。

中で挿入を繰り替えす指は、室内に卑猥な水音を響かせた。

「あ、ぁっ、ん……はぁ、あっ」

将梧の指は秘部の先端や、内側を摩擦する。

そのたびに自分の腰が浮き上がるのを感じて、私は身をよじらせた。

「朝から、やらしい声」

「ぁ、あっ、いやぁっ」

「ほら、俺の指綺麗に舐めろ」

喘いだ口に、チョコレートソースが付着したほうの指先が入る。

将梧が無理やりに押し込むので、私はむせそうになるのを必死に我慢した。

「ふ……うっん」

苦しいながらも、言われたとおりに指に付いたチョコレートをゆっくり舐めていく。

う、私、こいつのせいでどんどん変態にされてく気がする。

「……余計なこと考えんな」

下の方の口を刺激していた指がとたんに動きをやめた。

身体に走っていた電撃のような、甘い快感がぴたりとやむ。体中が、物足りないと訴えていた。
けど、そんな内心に気づかれたくないので、顔を必死で反らした。

が、顎ごとつかまれて将梧の方に向き直させられる。

「してほしいなら、ちゃんと舐めろ」

うっわ、悪い顔してる!

「なによぉ……っ」

言われるままに指を舐める。

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