無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

からかう様に私の秘部を刺激してくる将梧は、私が声をあげると、とたんに指をずらしてしまう。

快感の波がもどかしいように押し寄せて、そしてあっけなく引いていく。

そんな繰り返し。

「エロい顔してるな、瑠璃」

翻弄されているのがわかる。

だって、どんどんシてほしくなってきてるから。

けど、将梧の思う壺だ。

理性が崩れそうになるのに抗って、でも気持ちいいことには逆らえない自分もいて。
「指、綺麗にしたから、もう、いいでしょ」

「もういいか、やめるかは俺が決める」

綺麗になった指は、私のブラウスをもてあそびながら、あらわになる肌を妖艶になで上げていく。
それだけで、おかしくなりそうだった。

「んん……っ」

ブラウスの中に着ていたレースのキャミソールをたくし上げられると、ブラジャーに将梧の指が触れた。

ホックを外すこともなく、ブラジャーを胸の上にずらされる。

主張しすぎて硬くなった乳首があらわになると、将梧の指が先を転がし始めた。

「あ、ぁ、はぁ……んっ」

将梧は首筋、鎖骨、胸と、舐めるように、キスを落とした。

そのたびに、肌に赤い跡が浮かび上がっていく。

舌先が、胸の先端に届く。一方では舌で、もう一方では指で。

違う感触の刺激が私を襲った。

「ほら、もうこんな硬い」

「や、やぁ、あっ……あぁっ」