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「やっと、乱れてきたな。瑠璃」

将梧は満足げに笑う。秘部に挿入していた指を2本に増やし、挿入をくりかえすスピードが一層早くなった。

「はぁんっ、や、ぁ、だめぇ、しょ、将梧ぉ…っ」

硬いところ、コリコリとするところを集中的にせめられ始める。

ぴちゃぴちゃ、と音が鳴る。下からも、胸元からも。

吸われて、あま噛みされて。転がされて。

「瑠璃、もっと」

「あ、ぁっ、ん、やぁっ、はぁ、あぁぁんっ」

指の動きが早くなる。中でバラバラと動かされるので、水音が大きく、いやらしい音を立てた。

「や、やぁっ」

「イきそう？」

「ん、イきそ……やぁっ、あぁっんっ、あっ…ぁあぁっ」

腰がまた浮き上がる。

つま先にグっと力が入って、それに耐えるように私は思わず将梧の身体にしがみついた。

けれど、将梧は指の動きを止めて、私を面白がるように見つめた。

「そう簡単にイかせてやるかよ」

はあはあ、と息が上がった私はその言葉に気を失いそうだった。

狂いそう。あんなに気持ちよくさせといて。

なのに、お預けなんて。

「イかせてほしいなら、いつもみたいに可愛くお願いしてみな」

ここでそうくるか！と、私は涙のたまった目で将梧をにらみつけた。

「しないわよ、そんなの…あぁっ」

触れられただけで反応するくらい敏感になった秘部を、指がからかう様に撫でた。

「じゃ、いつまでもこのままだぞ。お前、ムラムラしたまま一日過ごすわけ？」

挑発するような目をした将梧は、誘うように首筋に優しいキスを落とす。

「瑠璃」

耳元で囁き、そのまま舌先が耳朶や周りを舐めていく。

「も、もぉ、やぁ…っ」

秘部に触れた指がほんの少しだけ中に入る。その焦らす様な動き。