俺の物になれよ…
第3章 キモチ…
あー、とりあえず外行くか…。
つーか、アイツは何者なんだよ。
なんで俺を連れていくんだ?そもそも、どこに行くんだよ…。
外にいりゃあいいんだよな。
あ、黒崎のケータイ忘れたら殺される…。
龍雅「えーっと、黒崎のケータイは…。」
あれ?どこやったっけ?
嘘だろ?!無くしたのか俺…
マジかよ…。またあのお仕置きとか…?
んな訳ねぇよな…。
恭 「オイ、龍雅」
龍雅「のわっっ!!!!!」
恭 「っるせぇな…。オイ、外に出てろっつったよな?」
龍雅「は?しょーがねぇだろ。黒崎のケータイ無くしちまったっぽいんだからよ…」
恭 「は?今なんつった?」
龍雅「だから、黒崎のケータイ無くしちまったっぽい……?! あ、いや、その…」
恭 「へー、無くしたのか…。」
龍雅「いやっ!!無くしてねぇよ?!無くす訳ないだろ?」
恭 「はぁぁ…。オイ、お前のケータイ貸せ…」
そう言うと返事をする間もなく黒崎は俺の
ケータイで電話を始めた。
すると……
~♪
龍雅「あっ!!これ黒崎のケータイの音じゃん!!」
恭 「んなこと知ってるわ、早く探せ」
俺は1分程度で黒崎のケータイを見つけた。
恭 「手間かけさせんじゃねぇよ…。」
龍雅「あ、わりぃな…。」
恭 「オイ、行くぞ。」
龍雅「え、あ、おぅ。」
そう言うと黒崎は電話を始めた
恭 「…。オイ、迎えの車用意しろ。
あ''?そうに決まってんだろ。3分で来い。」
ピッ
恭 「オイ、龍雅…。」
龍雅「あ?なんだよ」
恭 「後で覚えとけよ?」
龍雅「は?何をだよ…。意味わかんね「別に分かんなくてもいい。早く行くぞ。」
クッソッ!!!!!やっぱり腹立つ!!
何回被せてくんだよっ!!!
俺はイライラしながら自宅をあとにした。