テキストサイズ

俺の物になれよ…

第3章 キモチ…

恭side

とりあえず…。

俺のケータイに電話すっか。
アイツも急に来たらビビるだろーし。

~♪

龍雅『はぁぁ…。もしもし?』

恭 「あ、龍雅か?」

龍雅『ゲッ…。今度は黒崎かよ…。』

ゲッってなんだよ…。

恭 「それ、俺のケータイ」

龍雅『は?んなこと知ってるけど?』

恭 「今から取りに行くから」

龍雅『いっ、今から?!』

恭 「あぁ。お前はなんで焦ってんだ?」

龍雅『えっ、あ、いや、別に?』

恭 「あ、つーか、そのケータイに電話来たか?」

龍雅『へ?なんで?』

恭 「いや、ダチから連絡来る予定だから」

龍雅『あぁ。来たけど?俺、出ちまったけど。』

恭 「あ''? テメェ勝手に出たのか?」

龍雅『お、おぅ。なんか、きょ「なんつってたんだ?」

龍雅『え?あ、今日の集会に来てもらえますか?とか言ってたぞ。』

恭 「そうか、わかった。」


集会に呼ぶときは前日に連絡しろっつってんのに、まだ分かんねぇのかよ。
後で説教だな…


恭 「オイ、龍雅。」

龍雅『え?なんだよ』

恭 「お前、外に出てろ」

龍雅『へ?なんでだよ。』

恭 「お前も連れてく。」

龍雅『は?どこにだよ。つーか、なんでテメェに命令されな「わかったな…?」

龍雅『わぁったよ!!外にいりゃぁいいんだろ?!』

恭 「そうだ。いなかったら…。分かるよな?龍雅。」

龍雅『なっ、わぁったよ!!アホっ!!』

ピッ


コイツ…。切りやがった。
龍雅も後で説教だな…


恭 「クスッ…。覚えとけよ?龍雅…。」




恭がそんなことを考えてる時、龍雅は…



アイツ、ムカツクっ!!

なんなんだよっ!!!!!

「あ''ーっ!!!!!もうっ!!ウザい!!!腹立つ!!!!
なんでアイツに命令されなきゃいけねぇんだよ!!!!!クソッ!!」

アイツ、後でぶん殴ってやる…。


クスッ…


龍雅「っ?!?! な、なんだ?嫌な予感が…」



もちろん、龍雅の予感は的中する…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ