俺の物になれよ…
第1章 出会い
んー…。ダメだ。どーやっても思い出せねぇ
「君は?」
「ふぇ?」
ヤバっ!!あまりにも急だったから
すげぇ間抜けな声が出た…
俺は恐る恐る黒崎を見てみると…
?!?! コイツぜってぇ俺のことバカにしてんだろ。なんなんだよ…。
はぁぁ…。
黒崎 恭はハンドルに顔を伏せて
笑いを我慢していた
ムスッとしながら黒崎の事を見ていると
バチっ
ヤバっ!!バッチリ目があった…
つーか、コイツよく見ると超カッコいい…。
吸い込まれそうな漆黒の瞳…
形がよく、柔らかそうな唇…
俺は無意識のうちに顔を近づけ
黒崎の唇を自分の指でなぞっていた…。
…キスしたい…
「…オイ、いつまで触ってんだよ。」
俺は黒崎の声で我にかえった
「え…?あっ!ごっごめん」
なにしてんだよ俺はっ!!
相手は男だぞ!!しかもクソ腹立つ奴だぞ!!
なんなんだよ…っ!!
「はぁぁ…」
「どーした?」
「ん?あ、いや、別になんでもねぇよ」
「君、名前は?」
「えっ?あ、俺?」
「うん。君以外にいないだろ?」
そーいやぁ、まだ名前教えてなかったな、
「俺は… 青柳 龍雅だ。」
この時の俺は
“俺のペースを乱す最低最悪の奴に出会ってしまった”としか思ってなかった
コイツに恋をするなんて事も知らずに…
「君は?」
「ふぇ?」
ヤバっ!!あまりにも急だったから
すげぇ間抜けな声が出た…
俺は恐る恐る黒崎を見てみると…
?!?! コイツぜってぇ俺のことバカにしてんだろ。なんなんだよ…。
はぁぁ…。
黒崎 恭はハンドルに顔を伏せて
笑いを我慢していた
ムスッとしながら黒崎の事を見ていると
バチっ
ヤバっ!!バッチリ目があった…
つーか、コイツよく見ると超カッコいい…。
吸い込まれそうな漆黒の瞳…
形がよく、柔らかそうな唇…
俺は無意識のうちに顔を近づけ
黒崎の唇を自分の指でなぞっていた…。
…キスしたい…
「…オイ、いつまで触ってんだよ。」
俺は黒崎の声で我にかえった
「え…?あっ!ごっごめん」
なにしてんだよ俺はっ!!
相手は男だぞ!!しかもクソ腹立つ奴だぞ!!
なんなんだよ…っ!!
「はぁぁ…」
「どーした?」
「ん?あ、いや、別になんでもねぇよ」
「君、名前は?」
「えっ?あ、俺?」
「うん。君以外にいないだろ?」
そーいやぁ、まだ名前教えてなかったな、
「俺は… 青柳 龍雅だ。」
この時の俺は
“俺のペースを乱す最低最悪の奴に出会ってしまった”としか思ってなかった
コイツに恋をするなんて事も知らずに…