俺の物になれよ…
第2章 悪い予感…
一時間後に家庭教師が来た。
下の階で家庭教師とお袋が話してる…。
なんか聞いたことある声…。
誰の声だ?
「う~ん……。」
俺が一人で悩んでいると…
ガチャッ
恭 「やぁ。一時間ぶりだね。」
龍雅「…………。あ''? んで黒崎がいんの?」
俺の前にはさっきまで一緒にいた黒崎 恭がいた。
唖然としている俺を無視して黒崎は授業の準備を始めるけど…。家庭教師って…
黒崎 恭なのかっ?!?!?!
恭 「オイ、龍雅。早くしろ。」
龍雅「え?あ、おぅ…。」
恭 「何、緊張してんだよ」
龍雅「べ、別に緊張してねぇし…」
恭 「ふーん。あ、俺、一応教師だから
俺に反抗したらお仕置きするからな?」
龍雅「お仕置きって何だよ…。」
恭 「まぁまぁ。お前が反抗しなきゃいいだけだから。」
龍雅「わぁったよ。反抗しなきゃいいんだろ?」
恭 「そうそう。反抗しなきゃいい。」
黒崎、さっきまでとキャラ違いすぎね?
なんか…怖えぇ…。
俺はこの時…。
黒崎の言う“お仕置き”を甘くみていた…