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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第2章 自殺


 携帯に目をやると、午前2時半をまわっていた。

 一か八か門の扉を開けてみる。

 ……。

 やはり鍵がかかっていた。

 まさかこんな時間に、家に帰ってくる予定などなかったため、香織は鍵を持ち歩いていなかった。


 仕方がない。


 香織はインターホンを鳴らす。

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