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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第5章 事件


『もしかして……』

 香織をまた悪い予感が襲う。

『このまま来ないつもり?』

 しかし、優香里は時間にルーズな所があったので、香織はしばらく待ってみた。

 15分ぐらいたったが、誰もくる様子はない。

 残念だが、優香里のあの手紙はやはり嘘だったみたいだ。

『もういい! もう何があっても絶対信じない!』

 香織は爆発しそうな感情を抑えて、倉庫を出ようと振り向いた……。

 その時、

 ゴンッ!!!!

 香織は鈍器のような物で、何者かに殴られ、気を失った…………。

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