
二重人格ってご存知ですか?
第3章 第2章
チュンチュン♪
「んっ……」
(まぶしっ。…もう朝か)
俺は体を起こした。
「いっ……てぇ…なんでだ…?」
(頭が…痛い……昨日なにしたんだっけ?)
頭を押さえながら昨日のことを必死に思い出そうとした。
「んー……………………はっ!!!!」
(思い出した!!!)
俺はこっちを向いて寝ている和也を見た。
(おっ俺…かっかっかっ和也と……////////)
ボッ
「/////」
顔が赤くなったのが自分でもわかった。
「おっ俺…//////」
「ぷっww…尚輝顔が真っ赤だぜ?昨日のことでも思い出したか?ww」
さっきまで寝ていたはずの和也がニヤニヤしていた。
「///うっうるさい/////…つーか起きてたのかよ//」
「起きてちゃわりーのか?」
「わっ悪く……ねー…けど///」
「なぁ尚輝…昨日の続きしようぜ?」
「ーっ///」
(なっなに言ってんだこいつ///)
和也がいきなり俺の腰に手を回し抱き寄せキスしようとしてきた。
(こっこれはやばい!!なんとかしなきゃ)
「っ…ちょっ、ちょっと待って和也!!がっ学校に行かないと」
「なに言ってんだ?今日は日曜…休みだぜ?」
そう言ってまた顔を近づけてきた。
(しっしまったー!!!…あっそうだ!!)
「あっ朝ごはん食べてないよな?」
《なんだ?いきなり…》
「そりゃあ今起きたばっかりだからな。…それよりキスし」
「じゃあ俺、朝ごはん作ってくるわ」
バタバタ
俺はベッドから素早く降り、走ってキッチンに行った。
《…尚輝、どうしたんだ?》
カチャ
テーブルに置いてある眼鏡をかけた。
「僕もキッチンに行こっと…」
