えっちな「やみのおうへのみち」
第6章 「運命の聖者――奇跡唱える終焉の少女」
「は……はい……っ……分かりました」
少女はワンピースの、白のレースで装飾された黒いスカート部分を俺の指示に従ってごくゆっくりと捲り始めた。顔には羞恥による苦悶が内なる表情として発現され、赤い頬はまるで禁断の果実のような芳香を放っている。俺はただしきりに震えていることしかできない有様だ。なんということだろう、この少女は素晴らしい、俺の精神を揺さぶるほどに的を射た挙動をする。これは予想以上のものだった。……それあと少しか、ああ、スカートを持ち上げる手、とてもいい速度だ、さあ、現れるか、少女の最大の秘匿、男が決してその目に映すことのない不可侵の聖域、この世の中心点、創造と生を司る女神の殿堂。
少女はワンピースの、白のレースで装飾された黒いスカート部分を俺の指示に従ってごくゆっくりと捲り始めた。顔には羞恥による苦悶が内なる表情として発現され、赤い頬はまるで禁断の果実のような芳香を放っている。俺はただしきりに震えていることしかできない有様だ。なんということだろう、この少女は素晴らしい、俺の精神を揺さぶるほどに的を射た挙動をする。これは予想以上のものだった。……それあと少しか、ああ、スカートを持ち上げる手、とてもいい速度だ、さあ、現れるか、少女の最大の秘匿、男が決してその目に映すことのない不可侵の聖域、この世の中心点、創造と生を司る女神の殿堂。