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えっちな「やみのおうへのみち」

第6章 「運命の聖者――奇跡唱える終焉の少女」

今回は俺の負けだ、またしても。こんなにも素晴らしい性器を犯すことはできない。

「ありがとう、君。もう駄目だ君、俺は君を犯すことはできない。君は俺のもっとも崇敬する性器を持っていた。まったく子供のままの、陶磁器のようなつるつるの肌に、鋭い切れ込みの入った、宇宙のような造形のそれは、俺にはあまりに眩しすぎるのだ。もういい君、俺は死にそうだ、俺の脳が理解できないほどの美の光線を浴びて、俺は死にそうだ。スカートから手を離し、男に決して見せてはいけない肌を隠すのだ」

 俺はただ嘆息を含んでそう言った。

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