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えっちな「やみのおうへのみち」

第2章 「闇の斬撃――双刃操る死の少女」

「やあこりゃどうも。紅茶ですか、いいですね。俺は紅茶が好きなんですよ。セイロンのね。ああ、この香り、これセイロンだね。いやあ気の利いた方だなあ、まだ若いのにいい眼を持ってるね。この大会で勝利を収めた暁には、君のような女性をこそ身辺の世話に用いたいものだよ。え?実際どうだい君、俺に仕える気はないかい?まあまあ、そう身をすくませることはないじゃないか。ねえ、このチラシにかかれたとんでもないこと、全てどうやら真実らしいね。さっきの紳士の言葉を俺は信じるよ。まだ日本にこんな素晴らしいイベントが行われていたなんて、俺は感激だよ。君どう思う?」

と切り出し、メイドから大会に関するなにがしかの情報を得ようとした。

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