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身代わり妹

第6章 暗転

キスは止めないまま、凌太の手が私の服を剥いでいく。


凌太の大きな手によって、私の胸の膨らみの形が変わるほどに強く揉みほぐされる。


「ンッ、んふぅ…」

激しい─────…


今日の凌太がこんなに激しいのは、姉との激しい情事の後だから?



「ふっ…んンッ…」

絡み合う舌同士が、卑猥な水音を響かせる。


これで最後…

本当に最後にする……

凌太の事、綺麗サッパリ諦める。



もう決めたんだ、逃げるって。


逃げ出すためのお金をたくさん稼ぐんだ。

そして、母も姉も凌太もいない場所で、

”瀧川 美優”として堂々と生きるんだ。



だからお願い……。


今だけはお姉ちゃんじゃなくて、私の事だけ考えていて。


少しでもいい……凌太の身体に私の記憶を刻み込みたい─────‼︎


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