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身代わり妹

第6章 暗転

「あっ、や……っ‼︎ 」


穢されていく─────…


凌太しか知らなかった身体が…

凌太以外の男を、受け…入れた……。



「いっ…─────…痛いっ! 痛いよっ」

無理矢理押し込まれた所がヒリヒリと熱い。


「好きな男を想像してな。じゃなきゃ痛みが増すだけだ」

冷たくそう言って、私を突き上げる田口さん。



好きな…男─────?


凌…太……

凌太…凌太……

凌太っ、凌太ぁっ‼︎



”凌太ぁっ”

姉の甘い声が頭の中に響く。

ベッドに座り、凌太に抱き着く姉。


”ああっ、もっと…もっとぉ…っ‼︎”

私に気付いた姉は、はだけた胸元に凌太の顔を押し付けた。


見せつけるように…

もう身代わりは要らないと、知らしめるように……




「あっ、お願いっ、穢して!

めちゃくちゃにっ、穢して‼︎」


気づけば、田口さんに抱き着き淫らに腰を振っていた。



もう身代わりは要らない。

もう戻れない。

そう、もう戻れないのだと痛感する程に、

この決意が鈍らないように、めちゃくちゃに穢されたいっ‼︎



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