
身代わり妹
第16章 【プレゼント】第一章・宝物
「ママ、プレゼント開けてもいい?」
今月で4歳になった長男の優太が、プレゼントの入った箱を持って駆け寄って来た。満面の笑みは、やっぱり凌太にそっくりだ。
「りんもー!」
同じく今月で2歳になる長女の凛も大きな箱を持って駆け寄る。
凛は私似。でも、姉を知る人は”姉に似ている”と言う。
姉が亡くなり、早いもので5年が経とうとしている。
その間に、私と凌太の間には3人の子供が産まれた。
今日は上の2人…優太と凛の誕生日パーティー。
同居している凌太の母親の由美さんと、凌太の父親の秋村病院の院長先生。
それから、私の父親とその再婚相手の弘子さん。
その末っ子のヒカルくん。
5人を招いて、パーティーをする予定でいた。
「ごめん! ボーッとしてる暇なんてなかったね」
私は慌てて飛び起きた。
今月で4歳になった長男の優太が、プレゼントの入った箱を持って駆け寄って来た。満面の笑みは、やっぱり凌太にそっくりだ。
「りんもー!」
同じく今月で2歳になる長女の凛も大きな箱を持って駆け寄る。
凛は私似。でも、姉を知る人は”姉に似ている”と言う。
姉が亡くなり、早いもので5年が経とうとしている。
その間に、私と凌太の間には3人の子供が産まれた。
今日は上の2人…優太と凛の誕生日パーティー。
同居している凌太の母親の由美さんと、凌太の父親の秋村病院の院長先生。
それから、私の父親とその再婚相手の弘子さん。
その末っ子のヒカルくん。
5人を招いて、パーティーをする予定でいた。
「ごめん! ボーッとしてる暇なんてなかったね」
私は慌てて飛び起きた。
