
イケメン部とあたし
第3章 イケメン(茶会)部
「骨は折ってないみたいだよ」
「へ?あ、ああ…」
私の体のことか。
「軽い捻挫を両足首両手首、と強い打ち身」
…両手首、両足首捻挫?歩けないじゃんそれ。
あ…でも軽いか。なら大丈夫そうだ。ホッ…
「じゃあ、俺等もう行くから何かあったら呼んでね」
「え…?」
「これからぶーかーつー」
ぶ、部活…?
近くにあった時計を見ると、もう3時。
「えっ…え!?」
うそ…私こんなに寝てたの!?
私が焦ってる内に、二人は部屋から出ていった。
「…私…終わった」
そう思った。
