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グラスの中の金魚

第2章 欲望

「おはよー、リス、昨夜はど~したの携帯、いくらコールしてもでてくんないしさ-」
「ん、う、うんゴメン、昨日は身体の調子が…」
天然の親友、亮子に「私、透明人間になれたんだ~」なんて言えるわけないよね、
「ね~リス、今夜付き合ってょ、サークルの試合なんだ、酔った勢いで、「可愛い娘ちゃん連れて応援行くゾ~」って約束してしまって、ね、ね、このとおり、お願いぃ」 「ん~解った、解ったから、いっもそ~なんだから~亮子は~また貸しだからネ~」
亮子はフットサルチームのマネージャー、授業終わりに亮子とふたり都内の体育館へ向かうことになった。

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