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痛い女の子の妄想劇場

第3章 ~燃やされた家~

私から家族を奪った犯人を一生許さないと心に誓った。
泣きじゃくる私の肩をそっとやさしくたたく人がいた。
真人だった。
「君の家を燃やすとはね ...さすがにそこまでは予想していなかった。
予想できてたら、君の家族を救うことができたのに...。ごめん。
君の家族を救うことができなかったことを本当にすまなく思ってる。」
私にはどうして真人が謝るのかそのときは、理解できなかった。

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