
リアル-夢が現実になるゲーム
第2章 正夢
さっき放課後の話まで済んだからか
休み時間になっても大地から話しかけてくることはなかった。
いつもそんなに話しかけてくることはないけど
なんとなく今日は不安でいっぱいだった。
何教科か授業は進み
いつの間にか問題の放課後になっていた。
バッグを持っていつものように近寄ってくる美鈴。
「美鈴、今日は私…」
「分かってる!今日は大地くんと帰るんでしょ?」
「え、何でそれを…」
「大地くんが亜美借りるって言ってたから!キャーもう明日話聞かせてよねっっ!!」
「そ、そうなんだ、そっか…」
なんだか、心がほわっとあったかくなる。
事前に美鈴に言ってくれてたんだ。
大地の不器用な思いやりを感じた。
「ごめんね美鈴、今日はそういうことだから…」
「はいはい!あ~羨ましいなぁ、とうとう公認の仲に…」
「ん?あ、それは絶対ないない」
「はぁっ?!ないことはないでしょ!絶対明日話を聞かせ…」
ポン!
「もう準備できた?帰れる?」
また突然現れて自然に頭を叩いていく大地。
「は、はいっ!!」
「じゃあいこっか。」
「じゃあ私はお先に!亜美と大地くんお幸せに!」
「?」
大地はポカンとした顔をして小首を傾げる。
「お前とはずっと仲良いのに、今更騒ぎたててどうしたいんだろうなw」
いや、多分あなたが鈍感なだけですよ大地…
休み時間になっても大地から話しかけてくることはなかった。
いつもそんなに話しかけてくることはないけど
なんとなく今日は不安でいっぱいだった。
何教科か授業は進み
いつの間にか問題の放課後になっていた。
バッグを持っていつものように近寄ってくる美鈴。
「美鈴、今日は私…」
「分かってる!今日は大地くんと帰るんでしょ?」
「え、何でそれを…」
「大地くんが亜美借りるって言ってたから!キャーもう明日話聞かせてよねっっ!!」
「そ、そうなんだ、そっか…」
なんだか、心がほわっとあったかくなる。
事前に美鈴に言ってくれてたんだ。
大地の不器用な思いやりを感じた。
「ごめんね美鈴、今日はそういうことだから…」
「はいはい!あ~羨ましいなぁ、とうとう公認の仲に…」
「ん?あ、それは絶対ないない」
「はぁっ?!ないことはないでしょ!絶対明日話を聞かせ…」
ポン!
「もう準備できた?帰れる?」
また突然現れて自然に頭を叩いていく大地。
「は、はいっ!!」
「じゃあいこっか。」
「じゃあ私はお先に!亜美と大地くんお幸せに!」
「?」
大地はポカンとした顔をして小首を傾げる。
「お前とはずっと仲良いのに、今更騒ぎたててどうしたいんだろうなw」
いや、多分あなたが鈍感なだけですよ大地…
