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リアル-夢が現実になるゲーム

第1章 リアルゲーム-おじさん

「おい、まさかお前また…」
「うっ、うん…そのまさか。」

やっぱり大地には隠しておけないよね。
隠して何かあったほうが迷惑かけるかもしれないし…

「今回はどんな夢だったんだ?また酷いやつか?」
「え?…あ」

はっ…いっ、言えない!!
そういえば今回の夢は…
ちょっとエッチな夢なんだった…

「黙ってたらまた事件に巻き込まれるぞ!事前に分かってて守れないなんて俺は嫌なんだけど」
「うっ…」

嬉しい!その気持ちはすっごく嬉しいけど…
今回はちょっとご遠慮いただきたい気分になってきた…

キーンコーンカーンコーン
「うわっ、やべっ!お前が早く言わないから!朝じゃないよな?それが起きるのって」
「少なくとも太陽が昇ってる時間は大丈夫なはず…外ちょっと暗かったし」

「じゃあ、放課後までに聞けりゃ大丈夫だろ!それまでなるべく一人で行動すんなよ!」
「は、はーい」

うちの学校は1時間目が体育だった場合、ホームルームは着替えたあとに行うことになっている。

そうだ、今思いついたけどエッチな部分を削って喋ればいいんだ!
おじさんに襲われそうになる、ってだけ言えば、嘘じゃないし良いよね。

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