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愛されたくて

第1章 大好きだったのに

私は緊張でガチガチになりながら立っていた。

「どうしたの千夏、そこに座って楽にしてよ。」

「へっ?・・・あ、うん!」

私は慎司のベッドに腰掛けた。
そして慎司は私の横に座った。

2人の肩が触れ合う。

「千夏・・・」

慎司は私の顔を見つめる。
整った顔立ち、慎司の顔はテレビで見たどんなアイドルよりも魅力的だった。

私はその顔に引き寄せられる。

2人の唇がそっと重なった。

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