テキストサイズ

愛されたくて

第1章 大好きだったのに

私は小学校でも孤独だった。
父からの虐待による手や足のアザを気味悪がられ、除け者にされた。

ゲームも漫画も買ってもらえず、テレビすらみせてもらえなかった。クラスメイトたちの会話についていけなかった。

当然、友達なんて出来なかった。

ただ、特に陰湿なイジメにあう事はなかったのでそれだけは救いだったと思う。

私はいつもいないもの扱い。
私の身体のアザをみれば誰もが親による虐待を疑うはずだった・・・

けど、手を差し伸べてくれる大人なんていなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ