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一途な恋

第2章 俺を見ろ

授業中。
浮かれててぽけーっとしていた。

時に…



バシッ…!!

ひかるが紙切れを
私の後頭部に投げ来た。


「〜っったぁ!
なにすんのよ!!」

思わず大きい声で叫んでしまった。

「…えー。神田さん?
そこは応援席ではありませんよ。」

先生に突っ込まれて
みんなが笑った。
後ろを振り返るとまことまで
大きな口を開けて大笑いしていた。

((はずかしいいい!))


席に座るとひかるが
「お前…笑
まじ爆笑やわ笑」

「誰のせいだと思って…!!」

「わりーわりー笑
てか、ん。それ読め。」

「は?」

「いいから。」


しぶしぶ紙切れを開くと

"ひかりって

新のこと好きなんだね。"


…え、
ええええ!?


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