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~∞人の始末屋~

第1章 ∞人の始末屋。

ジョニーside







~前日~







ジョ「あの~、すみません。」




洒落たバーで
ターゲットを見つけ喋りかける
うちの仕事は情報収集。






「はい」






なんやこいつ、
オタクみたいな感じ…
きしょこ悪い奴やなと思っても
うちは相手に媚を売る。

偽名を使って
胸元がパッカーと開いた服を着て
軽めにメイクをして…
なんでこんなカッコしなあかんねん
と思いながらも演技をする。

しばらくしてターゲットの
職業の話を持ち出した。

するといとも簡単に自分の親が
ある会社の社長やっていいよった





ジョ「えぇ!!!じゃあ、
あの会社の息子さんなんやぁ~」





「うん、雪さんは
どんな仕事してるん?」







ジョ「うち~?うちわぁ前まで
バーで働いててんけど~
辞めちゃったぁ」






こんな喋り方キャラちゃうねんけど!
って思っている間にどうやら
相手はうちに心を開いたみたいや
今回はチョロいな
なんでもすぐに教えてくれよる。


うちは戦闘タイプではない
やから情報収集っていう仕事に
命をかける







「ちょっと、いい?」






…またや、
大体の男は毎回そう来る

情報収集のためなら
こんな汚ならしい男に抱かれても
別にええわ。

それに皆は多分うちが
男に抱かれて情報を得ている
なんて知らんやろう。

エースには申し訳ないけど
これは仕事なんや





ジョ「ん?…ええよ~」






そう言うと相手に連れて
行かれて、夜の街に消える。

そして
朝になるまで出来るだけ
情報を集める

これがうちの仕事。


そんなことを考えているうちに
押し倒されて脱がされて
真っ裸になる

色んな所を見られても触られても
指を入れられ、かき回されても
エース以外に反応しない
感じないこの体

なんて一途な体なんやろう。



明日の夜はエースに
消毒してほしいわぁ。
なんて考えながら
今日知り合ったばかりの
男に抱かれる

そして
全く嘘の喘ぎ声を出し続ける
声枯れてまうやん。




















馬鹿馬鹿しい。









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