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アーセナルside






あれからキス以上を
されることはなかった

それだけ安心した。

やけどいつそれ以上を
されるかは分からへん

キスは知らん男に
されてしまったけど
体はガムにしか
預けたことはなかった







皆に会いたい
皆の所に帰りたい。



皆が恋しい
ガムが恋しい
ガムが愛しい








今もなお鎖は取ってくれず
身動きがとれない
抵抗なんてしても意味がなかった

いつになったらここを
抜け出せるのか


もしかしたら一生
無理なのかも知れない

そんなん生き地獄や



泣いたからなのか
体は熱くなっている
だけど鳥肌がたっていた






ここに連れてこられてから
願っていることはただ１つ。

誰でもいいから
助けてえや、、。