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~∞人の始末屋~

第1章 ∞人の始末屋。

トッポside







カチャカチャカチャ…カチッ



キーボードを叩く音と
クリックの音だけが
毎日のように部屋に響く


新しい情報を手に入れるため、
薬品を作るために
毎日 研究に研究を重ねてる。






ト「はぁ~、肩こるわぁ…」





流石に5時間もパソコンに
向かっていれば
疲れるのも当たり前やろう





コンコン





ナ「トッポぉ、ご飯出来たって~」





ト「はーい」






時計を見ると午前8時
パソコンをスリープにして
静かに閉じる




ガチャ




ホールのドアを開けると
ほとんどのメンバーが揃っていた






ト「やったープリンある!」





ジョ「あぁ、昨日買ってきとってん」






ト「ありがとう!」







和食に合わないプリンを
デザートとして貰って気分よく
ソファーに座る





ガ、エ「トッポずるい」






ジョ「ずるない
ガムにはヨーグルト2つあげたし
エースにはパフェ作ってあげたやろ」







エ「じゃあ明日はプリンにして」






ガ「出来れば僕も!」






ジョ「はいはい」






端から見たら平凡な
若者のシェアルームに見える


なんだかこの光景が
とても幸せに思えてきた
たまには皆がおる
ホールで仕事するのも
良いかもな…なんて考えた






ガ「プーリンプーリン
なんで食べたの僕のプリン!!
ぱーぁーんパンパン。」





エ「ガム、黙れ
そのくだり飽きたわ。」






ガ「…え、悲しい。」






ジョ「あはは
しょーもなー」







エ「パンはパンでも
食べられないパンは?」







ジョ「ガムの一発芸のパン」






エ「お見事」






あ~やっぱりこの間が好きや
こうやって笑いあってる
時間が一番幸せやな
嫌なことも全部忘れさしてくれる






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