~∞人の始末屋~
第1章 ∞人の始末屋。
アーセナルside
不意に目が覚めた。
午前7時26分。
隣で寝てるガムは
顔をこちらに向けている
ちょっと待って。
近すぎる…
起き上がって寝顔を見る
こいつはギャップのある男や
と思った。
くそっ
こんなに可愛らしい顔しやがって
ア「おいおいガムちゃんよ。
服着ろよ、風邪引くぞ」
気持ち良さそうにほぼ裸で寝ている
ガムにバサッと掛け布団をかける
ア「…あーあ、顔までかかってもた。
ほっとこっかな」
とか言いつつも
ガムの顔だけ
掛け布団から出してあげる
ア「ちょっと外行こ」
朝の空気に触れたくなって
外に出る。
タバコはずいぶん前に辞めた
ガムに出来れば辞めてほしいって
言われたから
僕の大切なアーセナルが
病気になったりしたら嫌ですから。
なんて言われたら辞めるしかないやろ
それによう考えたら
副流煙の事もあるし
ってなんだかんだ言うてうちも
あいつの健康事考えてるやんけ
しかも地味にガムの言うこと
なんでもきいてるやん
…好き。
とか本人には絶対言わへんけどな
調子乗りよるから
ア「お、野良犬」
確かこの犬はガムが
可愛がっている奴や
他にも可愛がっている
猫が3匹ぐらいおったな、
ガム以外の皆にはいつも威嚇してる犬が
うちには威嚇してこうへんかった
むしろ近寄ってきて
うちをクンクン匂う
ア「あ…まさか
ガムとおんなじ匂いするから
威嚇せえへんのか?」
犬はクーンと甘えた声を出す
ア「あいつまだ寝とるで…」
犬に向かってそう言う
すると偶然なのかなんなのか
まだ寝てるんか~
とでも言いたそうに
ショボーンとして
その場に座る
ア「なんや…
うちやったらあかんのか?
ガムとおんなじ匂いしとる
だけじゃあかんのか?」
しばらく犬に話しかけてると
ご飯が出来たとジョニーが呼びに来た
ア「じゃあな、黒助」
黒い野良犬に勝手に
黒助なんて命名して
こんどから黒助と呼んでやろう
と思いながら部屋に戻った
不意に目が覚めた。
午前7時26分。
隣で寝てるガムは
顔をこちらに向けている
ちょっと待って。
近すぎる…
起き上がって寝顔を見る
こいつはギャップのある男や
と思った。
くそっ
こんなに可愛らしい顔しやがって
ア「おいおいガムちゃんよ。
服着ろよ、風邪引くぞ」
気持ち良さそうにほぼ裸で寝ている
ガムにバサッと掛け布団をかける
ア「…あーあ、顔までかかってもた。
ほっとこっかな」
とか言いつつも
ガムの顔だけ
掛け布団から出してあげる
ア「ちょっと外行こ」
朝の空気に触れたくなって
外に出る。
タバコはずいぶん前に辞めた
ガムに出来れば辞めてほしいって
言われたから
僕の大切なアーセナルが
病気になったりしたら嫌ですから。
なんて言われたら辞めるしかないやろ
それによう考えたら
副流煙の事もあるし
ってなんだかんだ言うてうちも
あいつの健康事考えてるやんけ
しかも地味にガムの言うこと
なんでもきいてるやん
…好き。
とか本人には絶対言わへんけどな
調子乗りよるから
ア「お、野良犬」
確かこの犬はガムが
可愛がっている奴や
他にも可愛がっている
猫が3匹ぐらいおったな、
ガム以外の皆にはいつも威嚇してる犬が
うちには威嚇してこうへんかった
むしろ近寄ってきて
うちをクンクン匂う
ア「あ…まさか
ガムとおんなじ匂いするから
威嚇せえへんのか?」
犬はクーンと甘えた声を出す
ア「あいつまだ寝とるで…」
犬に向かってそう言う
すると偶然なのかなんなのか
まだ寝てるんか~
とでも言いたそうに
ショボーンとして
その場に座る
ア「なんや…
うちやったらあかんのか?
ガムとおんなじ匂いしとる
だけじゃあかんのか?」
しばらく犬に話しかけてると
ご飯が出来たとジョニーが呼びに来た
ア「じゃあな、黒助」
黒い野良犬に勝手に
黒助なんて命名して
こんどから黒助と呼んでやろう
と思いながら部屋に戻った