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~∞人の始末屋~

第6章 手掛かり。

ジョニーside







ジョ「こんばんは、遅れてごめんね」






「ん?あぁ、大丈夫だよ」








この人に接近してから
早くも2ヶ月
いい具合に相手も
うちに気を許してきてる








ジョ「あ、結構前にさ
女の人が拉致されたっていう
噂あったけど、あれから
どうなったんやろうね」






あくまでも冷静を慕う
内心はドキドキしてる






「あ、実はさ秘密なんだけど
その女の事知ってるんだよね










アーセナル…とかいったっけ」
























…は?
えっ、、ちょ、ちょお待って



え?
ついに口、滑らした?









ジョ「えぇ~ほんまに?
アーセナルって言うんや」






「うん、確か…アーセナル。

その女さ俺が所属してる
組織が拉致しててさ
仲間にキングって奴がいて
そいつが生前もってた物を色々と
盗もうとしてるんだよ

その女、多分キングの遺品の
場所を知ってると思うんだ」








ジョ「え?やから拉致したん?」








「うん」









あぁどうしよ、覚悟してたけど
実際にこんなん言われたら
頭がついていかへんやん
しかもキングって
なんか聞いた事あんねんけど?






ジョ「その人ちゃんと生きてるん?」







「あぁ生きてるよ、全然普通。
話し相手もいるみたいだし
って言ってもその話し相手も
拉致されたやつだけどな」







話し相手も拉致された人?
じゃあこの組織は
何人の人を拉致してるんや





「あ!それとさ
3日ぐらい前に分かったんだけど
どうやらその女、子持ちらしくて」






ジョ「え、…子持ち?」







「そうそう。俺は
あんまりよく知らないんだけどさ」











待って、
この話アーセナルの事で
間違いないねんな?

子持ちってのはナツの事?

ナツをアーセナルの子って
勘違いしてるん?


とにかく
はよ皆に知らせないと

でも今いきなり帰ったら
不審に思われる
もっと情報得た方がいいかな?







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