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~∞人の始末屋~

第6章 手掛かり。

マックside








夜明け近くになった頃
ホールでジョニーの
帰りを待ってた



もう帰ってくるかなって
思った数分後、
ジョニーは慌てて走って帰ってきて
俺の前にドーンと立った








ジョ「…はぁ、はぁ
マック!ア、アーセナルのっ、」






マ「なんや?アーセナルが
どないしてん」











ジョニーは俺の肩を持ち
グラグラと揺さぶる

ジョニーの慌てっぷりを見て
急いでジャッキーも
こちらにやってくる








ジョ「あんなっ!、あのあれ…はぁ、」






ジャ「ちょ、一旦落ち着け落ち着け」










そう言うてジョニーの
手を引っ張りソファーに座らせる


ほんでジャッキーが
そんな汗かいてんのに
そのままやったら風邪引くで!
とか言うてジョニー目掛けて
着替えをバサッと投げた






話は長くなりそう
この様子じゃなんかあったんは
間違いないやろうから










マ「アーセナルの事
なんか分かったんか」






ジョ「うん!
もう完璧に相手油断してたから
色々と聞き出せたわ」







ジャ「よっしゃ
ちょい待ってて
パソコン取ってくるから」













ジャッキーが
ついでにあの4人起こしてこよか?
って聞いてきたけど
まだ起こすには早すぎるし
今はまず2人だけ
話を聞こうって事になり

ほんでジャッキーが
ホールに戻ってきてから
1時間ほどかけて
その男から聞いた事を
全て話してもらった










その内容を聞いて
俺とジャッキーは血の気が
サーッと引いていった。

それもそのはずや
今になって
キングの遺品が狙われるとは
思ってもなかったんやから




目的はネックレスと
機械…、って言うてるけど
その正体は金庫



つまりある機械に
見たてた金庫って事。






遺品の場所は3人とも知ってるけど
この金庫の事を知ってるのは俺だけで
アーセナルは知らん



もちろんジャッキーも












…さて、あの4人には
どこまで話そうか。









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