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~∞人の始末屋~

第6章 手掛かり。

マックside












マ「あの4人には
拉致された理由まで伝えとこか」








ジャ「…そやな。
そこまででええやろ」









ジャッキーは
パソコンを睨み付けながら
イライラしてるのか
小さく貧乏揺すりをして
俺と話をしてる

ジョニーは寝てへんから
皆が起きるまで寝ることに。

今日はトッポが代わりに
朝ご飯を作ってくれるらしく
キッチンに立ってる

まだアーセナルのことは
話してない








ジャ「今さらなんで
キングの物に目ぇ付けよってん」







マ「さぁ、
…分からん」









奴らはキングの遺品を
盗んだとして何をするんやろ
やっぱ中身が目的?


アーセナルはどこら辺で
拉致されたんやろうか
これは聞いてへんな。


それに拉致したのはなんで
キングの一番身近に居った俺ではなく
アーセナルやったんやろ…?

謎だらけやな。










ジャ「…後、気になったんやけど
こっち来て」









俺の方には向かず
怖いほどパソコンを睨み付けながら
俺に手招きをしさっきよりも
小さい小さい声で話す








ジャ「子持ちって
ナツの事やと思うか?」








マ「…どうやろう。
もしナツやとしたら
次はナツが危ないんか?」








それやとしたら
迎えにいかなあかんな


スナックのママにも
迷惑かけられへんし
それこそスナックに奴らが来て
ナツまで拉致されてまうかもしれん

まぁそれは最悪の場合やと思うし
流石にそこまでせえへん…やろ。









ジャ「ナツっていう考え方もある。
やけど…なぁ」











ジャッキーは困ったような
納得してないような顔をして
首を傾げる

まだパソコンを睨み付けたまま







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