テキストサイズ

~∞人の始末屋~

第1章 ∞人の始末屋。

ガムside





最近僕はアーセナルと
同じ部屋で暮らしてる
と言うても強引に
僕が連れ込んでるような
もんなんですけど。





ガ「アーセナルぅ」





ア「なんじゃ」





ガ「かまって下さいよ~」






ア「…寝とけ。」




ガ「えぇ~」







ツンデレ的な空気を
醸し出してるアーセナルに
かまって欲しくて
ちょっかいを出し続ける





ガ「アーセナルぅ~」






ア「…何」






ガ「好きですよぉ」






耳元で少し低めの声でそう呟けば
手の動きが止まる





ア「なんやねんいきなり」





ガ「大好き
愛してますよーって」






ア「そんなん言うてもかまわんぞ」



ガ「え″ーーええぇ」






ア「…アホ」






そう言うとアーセナルは
ゴロリ~ンと寝転んだ

なんかその姿がとてつもなく
いとおしくなって
ギュッと抱き締める






ア「っ…!お前!やめろ!」





ガ「良いじゃないですか~」






小さな僕の彼女は
ちょうどサイズ感が良くて
とっても安心できる






ア「足絡めすぎ、痛いっ」








ガ「アーセナルぅう♪」







ア「おま、えっ!
聞いてんのか!やめろ!」






そう言いながらアーセナルは
僕をペチペチ叩く





ガ「聞いてますよ~」






ア「聞こえてんねんやったらやめろ!
痛いねん!いーたーいー!
ちょっとは加減ってもんをしろ!」






ガ「嫌で~す」







ア「嫌で~すとちゃうわ!
骨折る気か!」


ガ「折れません。」





ア「折れたらガムのせいな」


ガ「折れません。」


ア「折れる。」










ガ「……あ、でも折れたら
アーセナルのお世話できる。」







ア「…は?」







ぎゅぅう~







ア「…ぬあ″ぁぁあーーーーー!!」








この後、いい具合に
ボコボコにされました。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ