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~∞人の始末屋~

第9章 ほな、行こ。

アーセナルside








捕まってる人を
1人1人見ていくと
若い男が腕を
怪我しているのに気が付いた
他の人はみる限り怪我はしてない






ア「お前、どうしてん。その怪我」






「あぁ、、ちょっとあの人逹に
グサッとやられちゃいました」







ア「うわ、マジか。
…なんでもかんでも
手ぇ出しよって

こんな手錠掛けられてたら
手当て出来へんな」







「こんなの擦り傷と
一緒なので大丈夫です」







ア「いやいや見た感じ
大丈夫じゃなさそうやけど…」








見てるだけでも痛々しい傷
手錠をかけられている以上
手当てをすることは出来へん
どうしたらええんや。







ア「あんま動くなよ」







「はい」









パッと隣におる子供を見る
この子はなんでここに?
特に関係性はなさそうやねんけど

ナツと同じパターンか?
親が裏社会に居てるとか?



…この子になんも罪は
ないんやろうけどさ。

こんな子供まで捲き込んで
何があるか分からんな
裏社会ってもんは、、











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