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~∞人の始末屋~

第9章 ほな、行こ。

ジョニーside







エ「行くで」









エースがそう言えば
拉致された人らが
集まってる部屋に入った

ズカズカと入れば
隙間からみた人数より多い

どうやらこの部屋には
部下逹は居なさそう
拉致者はほったらかしって訳か



















ナ「え、アーセナル?!」







ア「お前ら…
なんで、ここが分かったんや」











エースは安心したように
胸を撫で下ろして
そら、休まず
ずっと探したんやから
そう言い拉致されてる人に
つけられてる手錠を次々と外す

『応接室に居てる拉致者は
助けたから。
アーセナルも…居てる』
そう告げた










ジョ「心配したんやで」





ア「すまんな、長いこと」








久しぶりにあった
アーセナルは元々
細いくせにさらに細くなってた
この数ヵ月間でなにが
あったんか知らんけれど
やつれているのは確かやった

怪我をしている男の人を
手当てした後
拉致されてた人を
ナインが誘導し連れて行った

アーセナルは
ヨタヨタと立ち上がる
それをエースが支え歩きだす









ジョ「アーセナル、これ」







ア「あぁ、ありがとう」







リボルバーを返す
アーセナルの大切な物やから
一様ちゃんと手入れしとったんやで






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