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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第6章 ~今年最後の締めくくり~



 凛音をよく知る人物は不思議に思わないだろうし、知らない人からは恋人同士に見えるだけ。

 何となく知ってる……人生における最も注意すべき多数の人物から見れば異常。

 まあ、実際仲の良い兄妹と認識しても、カラダの関係が本当にあるとは意外に疑わない。

 それほど俺たちのしてる事は常識から外れている。


「へへ、お兄ちゃんとお出かけって久しぶりだね」

「ああ、休日はバイトか家でグダグダすることの方が多いからな」

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