天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第9章 ~両親の帰宅、そして日常へ~
安堵の嘆息を洩らし俺はベッドに寝転ぶ。
「……っ!」
安心したのも束の間、あろうことか凛音は消沈した俺のモノをペロペロと舐めだした。
布団を剥がしパチッと凛音と目が合う。まるで猫がミルクを飲むかのように赤い舌で俺の急所を舐めている。
「りんね……やめろ」
「んぅ、どうして……お兄ちゃんもいって?」
凛音と言う奴は欲情が強くそして奉仕心も強い。エロい行為が好きなだけなのかも知れないが。
「ごめん、凛音……多分いけない俺」
さすがに心が折れた。
「……? こんなに大きくなってるのに?」
刺激されれば確かに気持ちいいのだが、それとこれは別だ。心が萎えてしまってはいけるわけもない。
「と、言うか。お前はよくこんな状況で出来るな」
「んぅ、何かドキドキして興奮した」
俺は一度お前の頭の中を見てみたい。