天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第11章 ~変わってゆく日々~
「凛音知ってる? キスの格言」
「キスの……?」
「そ、手の甲なら敬愛、オデコは友情」
言いながら。俺はその場所に唇を落としてゆく。
「頬は親愛、目を閉じた瞳は憧憬、首は欲望、耳は誘惑」
「んっ、また……そこぉ」
「はは、ゴメン……でも、言えてるよな俺、凛音に誘惑された」
「わたしは、手で触っただけだもん」
「そ、じゃあ、俺が誘惑したでいいや」
凛音は顔を真っ赤に染め、少し照れていた。
「因みにココは所有なんだって」
小動物のように可愛い凛音だが、胸は形よくカラダの割には大きめ。
寝転んでも谷間ができるほどで、その合間に舌を押し入れる。
柔らかな弾力のある肌を強く吸い上げ雪山に目印をつける。