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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第1章 ~お兄ちゃん~



「……襲う……の?」

 凛音は、戸惑いを交えた声で確認してくる。

「あぁ、だから……気をつけろよ。男はその事で頭がいっぱいなのだから」

 凛音を組み敷きったまま、言っても説得力がないかもしれないが。

 否、むしろ男の怖さがわかっていいかもな。


「それって……私とエッチしたいってこと?」


 純粋無垢みたいな顔してるくせに……ハッキリと言いやがった。

 少し恥ずかしいのか、顔を赤らめながらも凛音はジッーと俺を見つめながら訊いてくる。

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