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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第2章 ~いけない関係~



 ぎゅうぎゅうに指を締めつけていた壁が緩み、俺はゆっくりと膣内で指を抜き差しする。

 くちくち、といやらしい音が鳴り響く。

「あ……っ」

 何度か繰り返していると、凛音は寄せていた眉を和らげた。

「ん?」

「……お兄ちゃんの指……慣れてきたみたい」

「そっか」

 凛音が言うまでもなく、膣内が変化しているのが伝わってくる。跳ね返すようだった肉壁が今度は俺の指に食らいついてくる。

 奥へ奥へとまるで誘うかのように。


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