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陽が当たらない場所で

第4章 今さら

「俺だってわかんねぇよ…」


真っ暗な外を一人で歩いていた。

ポケットに手を入れていても、
手が寒い。
首や頭なんてもう感覚がないほど
寒い。このまま凍死してしまいそうだった。


…なんだよ、あいつ。

わかんねぇよ。

俺は、ただ、

『前みたいに話がしたい』

それだけなのに…。

…なんだこれw俺は恋する女の子かよ


意味わかんね。

『好き』とかなんだよそれ。

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