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陽が当たらない場所で

第4章 今さら

いつの間にか
目の前に人が歩いていた。



…やべ、全然気づかなかった。

独り言聞こえてねーよな…。


よく見てみると、

制服姿で見覚えがある人だった。


…あれ、あいつ。

なんでここにいるんだ?

あいつの家、真逆なのに…


それにこんな暗いのに危ねぇな…。


思わず
俺は声を掛けた。

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