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フロント学園2

第4章 二層の事件

数時間後、健太は目覚めた。
「……」
うっすらと目を開けると、そこは保健室だった。
しばらくそのままの状態でいると、いくらか目のぼやけがなくなってきた。
そこで、周りをよく見てみた。
保健の渡辺先生と雄太がいる。
二人は、優しい目で話しかけてくれた。
「健太君、大丈夫?」
「健太、大丈夫か?」
健太は、頭が混乱していた。
覚えている記憶では、本間先生は撃たれていた。
そののち、自分も倒れ混んで…。
ということは?
自分に麻酔薬を飲ませた犯人と本間先生を撃った犯人…。
これらを探さなければ!
しかし、銃とナイフのこともある…。
事件は二層になってしまったのだ。

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