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フロント学園2

第2章 ナイフと銃の秘密

母が帰ってくるまで、まだ4時間もあったし、何より雄太の
『とんでもないことが分かった』
というやつの、詳しい内容を知りたかった。
雄太は、早退はしなかったから、電話で話すしかないだろう。
下園時刻まで何をしていよう。
健太は、考えた。
操作と言っても、何を調べれば良いのか分からない。

一番怪しい本間先生?
それよりも、ナイフと銃のことを先に調べるべきだろうか?

だが、雄太が有力なことを知っているのなら、どちらを選ぼうと損はないだろう。
健太は、警察署へ行ってナイフと銃のことを再び聞きにいくことにした。

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