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幼馴染

第3章 溢れる想いと怒り

紫恩サイド


「嘘……だろ………?」


俺は確か、友達と出かけて来ると

藍に聞いた。


でも、違ったみたいだ。



遡ること、15分前…


折角の休日なので、

買い物は昨日したし

今日は藍をランチにでも誘おうと思っていた俺だが、

友達と出かけてくるという先約があったので、


俺は家で一人、だらだらと過ごしていた。


昼頃になり、腹減ったなぁ〜と思い

重い身体を無理やり起こして


近場のコンビニに向かっていた。




すると、どういうわけか



本来なら一緒にいるはずのないあいつら二人が


いて。








俺は驚きを隠せず、その場に立ち尽くした。

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