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幼馴染みの先輩は・・・

第2章 犯人

ー※政宗side※ー


こいつ・・・ホント鈍いよな。


今までオンナ作らなかったのは
(まあ、セフレはいたんだけど。)
誰のおかげだと思ってんだ。


てゆうか、圭以外の男と普通に
考えてセックスなんかしないだろ。


でもまあ・・・
男のあいつを好きな俺は
もはや普通ではないか・・・。




それよりも・・・
屋上で見つけたこの
生徒手帳の奴は・・・


・・・この手帳は、
屋上で圭が気を失って
後始末の最中に見つけたものだ。


犯人と思われる奴は、
見つからないとでも
・・・気がつかないとでも
思ったのかよ・・・。


・・・圭にあんな媚薬飲ませて、
最後までヤる気だったのか。


そんなこと、俺が許さない。
こいつは


・・・圭は


・・・俺だけのモンだ。


誰にも触れさせない。




こいつは・・・俺が守る。




「政宗・・・?
何で眼鏡外すんだよ・・・?」


「ん・・・?いやあ・・・
ホント圭って眼鏡外すと
女子うけいい顔してんなー。
と思ってさ。」


圭の顔は俺とは違い童顔で、
小さい頃は女の子に間違われていた。


「朝、政宗コンタクトにしろって
言ったろ?何で。」


「じゃあ、逆に何で
コンタクト嫌なの?」


俺がそういったら、
急に顔を赤く染めた。まさか・・・


「怖い・・・っとか?(笑)」


「・・・悪いかよ。」


・・・なんなの?もうこいつ!
可愛すぎでしょ!

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