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幼馴染みの先輩は・・・

第2章 犯人

「お前、結構可愛いところあるのな。」


「は?!な、な、なんでだよ!
ど、どこが?!」


・・・顔を真っ赤にして、
あたふたする圭を見ていると、
ホントに癒される。


なんて言うか


・・・例えるなら


・・・子犬みたいな。


「どこがって・・・顔もだけど、
一番は反応かな。」


だから、たまに意地悪したい
衝動にかられるんだ。


「なんだよ・・・
お前も結局顔もかよ
・・・あれ、も?・・・もーっっ?!」


ほら、これこれ(笑)
クールに装ってホントは、
天然な超ニブチンなんだよ。


「ほら、こーゆーとことか。」


「う、うっせぇ!」


照れた圭は、布団にくるまった。


ヤバイ・・・こいつ、ホンっト可愛い!


セックスしているときは、
違う感じで可愛いけどさ・・・


今の圭はムラッとくる感じだ。


・・・多分、意識してるんだろうな。


セックスのこと。


圭が照れてると俺も照れるだろうが。


「な、何だよっ・・・政、宗?」


耐えきれなくなった俺は、
圭に抱きついた。


「・・・政宗、重い。ど、どけ。」


「やーだね。」


あれ・・・
なんか圭の心臓ドキドキしてる
・・・やっぱり、
意識しはじめてくれてるのか・・・。


「どけっ・・・苦しいって。」


「じゃあ、ちゅーしてよ。
したら、どくよ。」


・・・ダメもとでいってみる俺って(笑)


でも、今日はやってくれそうな
気がする。


まあ、してくれなくても
それはそれで、
くっつけるからいいけどね。


「・・・俺からとか、ヤダよ。
は・・・・・・いし・・・。」

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