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幼馴染みの先輩は・・・

第2章 犯人

ー※政宗side※ー


「まーさーむねぇ・・・ぎゅーして?」


なんなのもう、コイツ!


「まさむねぇー、ぎゅーだって。」


「あ、ああ。」


ぎゅーって・・・子供かよ。


と、思うのが普通だと思うけど
・・・可愛いとか思う俺は、おかしいのか?


「んーー落ち着くー
・・・ねぇ政宗ぇ?
俺ってさーあ、政宗のセフレなの?」


・・・なにいってんだよ。
まさかコイツ
・・・セックスまでしておいて、
俺の気持ちに気づいてない?!


どんだけ鈍いんだっつうの!


そこまでくると、逆に腹が立つ。


だから・・・
ホントのことは教えてやんねぇ。


「・・・そうだな。」


「・・・フーン、そっか。
そう・・・だよなー。」


急に、抱きついていた腕を緩めて
布団に潜った。


「俺・・・寝るから、でてけ。」


あれ・・・なんか、声震えて
・・・まさか


「泣いてる・・・?」


「うるせぇ・・・でてけよ!」


「・・・明日、また来るから。」




クソッ・・・俺、最低じゃんか。


好きな奴泣かせるなんて・・・


それよりも、なんで泣いてんだ?


俺が無理矢理ヤったこと
思い出したとか?
・・・いや、何でだ?


・・・・・・まさか!

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