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幼馴染みの先輩は・・・

第3章 真実

ー※圭side※ー


政宗の耳元で聞こえる声は、
吐息が混じり、色っぽかった。


でも・・・


そんなことも考えられなくなるほど、
快楽が込み上げて来て、
声はもう、
喘ぎ声しか出なかった。


「ふぁああっ・・・
イクッ・・・ひゃああっ」


俺は、すぐにイってしまった。


薬のせいなんだろうが・・・


相手が、政宗だからか・・・


もう、どっちなのか分からなかった。




そのあと俺たちは、
何度も体を重ねた。




俺は意識が飛ぶ前に、
耳を疑った。





「圭・・・・・・好き、だ。」




政宗が、俺のことを?


そんなこと今は、
考えられなくて、
意識を飛ばした。




・・・なんだったんだろう。


あの、「好きだ」って・・・


横で寝ている政宗に背を向けて、
必死に考えていた。




「けーい?起きたの?」


「うわっ?!・・・な、なんだよ?」


思わず、声をあげてしまった・・・


でも、いきなり抱きついてくるのも、
どうかとおもうけど。


「ごめん・・・体、平気か?」


政宗は、
いつも俺のことを心配してくれる。


まるで・・・


「母さんみたい(笑)」


「はっ?!ンだよそれ!」


俺が、クスクス笑うと
政宗もつられて笑った。


その顔にドキッとしたのは、
言うまでもない。

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