テキストサイズ

幼馴染みの先輩は・・・

第3章 真実

ー※圭side※ー


「ん・・・?」


あれ・・・朝?


!?


な、なんで政宗が・・・


俺を抱きしめて寝てンだ!!


「あれ・・・起きたの?」


「え?!あ、ああ。うん。」


耳元で喋らないで欲しい・・・。


なんだか胸が熱くなって


政宗から、目が離せなくなる・・・。


「なに緊張してんの?」


「そりゃあするよ。
好きって言われて・・・
俺は政宗と違って、
言われなれて無いから・・・」


チュッ


「ちょっ!
あ、朝から・・・
んっ・・・やだってばっ」


コイツ・・・
寄ればキス、触ればキスだな・・・
って!そんなこと考えてる場合じゃっ


「はあ・・・ホントもう、
お前は可愛すぎる。」


可愛い・・・?


俺が?


なんか・・・政宗に言われると、


嬉しい・・・気がする。


「あ、そうだ。眼鏡どこ?
政宗の顔がよく見えないんだけど。」


「何、俺の顔見たいの?」


アホか・・・こいつ

どんだけ自意識過剰なんだよ。


「めーがーねーはー?」


俺は政宗をつねり、命令した。


「いでででっ!!
出す、出しますから!!
つねんな!」


するとすぐに、眼鏡を出した。


「いってーー。
本気でつねるなよなー。」


「気持ち悪いこと言うからだ。」


まあ・・・政宗の顔が見たかったのは、一理あるけどな。


「あ、俺帰るわ。」


そろそろ帰らなきゃ、
政宗殺されるぞ・・・兄貴に。


「えーーーー。もう帰んの?
もーちょい居ろよー。」


「お前、兄貴に殺されるぞ。」


「別にいい、お願いだから
もーちょい一緒にいろ。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ